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2006年8月フランス3,500kmドライブの旅 店主:東 賢太郎(58歳)
その7

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<ワインの首都ボーヌ>
 リヨンに一泊した翌日、高速道路でさらに北へ向かい、ワインの里ブルゴーニュ地方「ボーヌ」へ入った。南のボジョレと北のデイジョンに挟まれてブルゴーニュの中央に位置するボーヌは、パリから特急(TGVで)南へ約2時。



 ワインの首都とも呼ばれる「ボーヌ」では毎年、11月の第3金、土、日、にワイン祭りがあり、世界中から業者やワインファンが集まり大変賑わうそうだ。ワインの競売もあり、中世からの伝統にもとずいた方法で超高級ワインがオークションにかけられる。コート・ドール(黄金の丘)と云う広大なワイン畑に囲まれ、数多くのワイナリーやワインの専門学校も2校ある。その学校にはソムリエコース、ビジネスコース、醸造コースがあり、日本からも毎年数人入学する。



 ブドウの品種は赤のピノ・ノアール、白はシャルドネが主で、赤の名醸「ロマネ・コンティ」、極上白ワイン「ムルソー」等高価なワインも生産されている。
 街は静かで落ち着いた雰囲気だが、毎日市場がひらかれる広いカルノ広場周辺には、ワインショップやワイン市場が集まり、観光客で賑わっていた。
 ボーヌは昔ブルゴーニュ公家が住み、半径1.5km程の高い城壁にグルリと囲まれた、古い町の風情が残るいい街だ。



<トルコ女性&日本女性>
 町を散策し、小さな教会らしき建物の前に来たとき「こんにちは!面白いイベントやってるんですけど見ませんか?」と若い日本人女性に声を掛けられた。そこでは、チャップリンの映画やローカルショーをセットにして、こじんまりとやっていた。
 彼女はそのスタッフとして働いていたのだ。今は町の集会所として使っている小さなホールに5ユーロ払って入り、しばらく楽しんだ。ショーは歌やダンスや子供のカンカン踊りで、十数人の旅芸人のような人達らしい。

 少したってから隣の席に30代位の女性が座り話し掛けて来た。話に合わせていると、ウイスキーの小瓶をラッパ飲みしたあと、私にも「飲め」と薦めた。「いらないよ」と拒否するが、しつこいので、飲むふりをした。
 「この女怪しいな」薬でも飲ませて「財布戴き!」かもしれない。今各地の観光地で特に日本人は狙われている。
 用心しつつ話しを続けるとトルコ人だった。そういえば酒の香りはトルコ酒だ。ショーの最中も何かと話し掛ける。
 「この女性酔っているんだ、まいったな」ショーが終わった後、案内してくれた日本女性と約束していたので、トルコ女性を残しワインバーへ行った。
 彼女の親しい店で、皆が歓迎してくれ、美味しいワインを味わった。
 バーの主人は人11月のワイン祭りが待ち遠しいようで、自分の企画したジャズライブポスターを誇らし気に見せてくれた。



 彼女はここにフランス語とワインビジネスを勉強しに来て、そのまま居着いてしまったらしい。いずれは帰国し、その道で仕事をするらしいが「居心地がいいし、今日本に帰ってもしかたがないし」と彼女なりの考えがあるらしい。20代後半位でとても気さくでしっかりしたレディだった。




つづく

御覧いただきありがとうございました。
次回の更新は、10/23予定です。

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