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2007年 秋の一人ハワイ合宿 2007.10.19〜10.25
店主:東 賢太郎(59歳)


今年の夏は仕事が重なって全く休めなかった。そこで2ヶ月遅れだが1週間のバカンスで、8年振り7回目のハワイへ一人で行った。
ハワイ旅行と云うと、
50年前なら、「憧れのハワイ航路」で、船旅。
40年前なら「TVのアップダウンクイズ」のトップ賞。
30年前なら「ハネムーン」のダントツ一番人気。
20年前なら「格安ハワイツアー」4泊6日で5万円も。
10年前ならもう「ハワイは誰でもいつでも行ける所」。
そして今は「フラブームで、その聖地訪問」とか、
さらに「スピリチュアルな島」としてマウイ島も人気。


「常夏の島」なんて懐かしい表現だが、いつも暖かくて海や山の自然がキレイで、 夜はルアウショーやラスベガスみたいなすばらしいショーも。
フラダンスが楽しめて、女性にとっては買い物天国であり、マリンスポーツはなんでもある。そして治安は良くて、日本語も通じるし、着てゆく洋服も簡単で荷物にならない。成田から7〜8時間と云うのも、アメリカ本土やヨーロッパに比べると手頃な距離だ。
つまり、ハワイはなかなか捨てたもんじゃない、どころか、リゾートとしては本当にポピュラーでリーズナブルな観光地である。


<ALOHAの意味>
ハワの挨拶はすべて「アロハ」でオーケー。
そのALOHAには意味があるようだ。
a.. A − Akahai(上品さ、優しさ)
b.. L − Lokahi(調和)
c.. O − Olu'olu(思いやり)
d.. H − Ha'aha'a(謙虚さ)
e.. A − Ahonui(忍耐)
すばらしい事だと思う。こんな意味を知って、日常使うといい社会ができるんじゃないか。私は滞在中どこへ行っても皆とてもフレンドリーで親切だった。


<時差ぼけ>
ただし、ちょっといやなのは、中途半端な時差。
飛行機はだいいたい、みんな夜成田を出発して眠れないまま、朝到着する。
そしてホテルのチェックインは午後からで、眠れないままにその日も一日過ごす形になる。
私はその時差ぼけと、日頃の疲れがドットでたのかほぼ2日間はあまり外に出ずに、ホテルでダウン。ラナイで酒を飲み、酔いながら本を読んでいた。
今回の旅行は、いつものバイクでの移動の旅ではなく、滞在形で、とにかくのんびりしようと云う目的だったのでいいのだが、もう一つ、ギターを持参し、少し集中してギター奏法の練習もしようと云うひとり合宿のつもりもあった。結果は、あんまり練習にならず、だったが。


<ラナイ>
ホテルのラナイ(ベランダのこと)から町を眺めると、ビルやホテルの建物に看板が全く見えない。夜もネオンが全く無い。これはハワイ州の法律だ。だから落ち着くんだろう。
パリもそうだ。ある限られた地域だけだろうが。
そういえば、百年くらい前に、パリの万博でエッフェル塔が建設された時に、この街にこんな醜い鉄の塊を作りやがって、設計者のエッフェルに対し、一部の芸術家や市民の不評をかったようだ。でもこれは今となっては、シンボルだからもう誰も文句は無いだろう。


<ハワイの新禁煙法>
泊まったホテルでチェックインの時に、始めに要求されたのは、禁煙に対する書類に確認のサインだった。
ハワイ州では1年前に、非喫煙者の健康を間接喫煙の害から守ることを目的として、公共の場所が全面禁煙となる「新禁煙法」が施行された。
1.. レストラン、バー、ナイトクラブ
2.. ショッピングセンター
3.. 空港、公共交通機関(バス・タクシー等)
4.. ホテルのロビーや通路
5.. スポーツ・アリーナ、屋外アリーナ、スタジアム、
   円形競技場等の座席部分
6.. チャイルドケアや介護施設に使用している個人の住居   等
7.. なお、上記の場所の出入り口より20フィート(約6メートル)
   圏内も禁煙区域。
  と云うとても厳しいもので、これに違反すると50ドルの罰金。


<ハーレーでオアフ島内一周>
さて、私ははどこへ旅しても、どうもにぎやかな町の喧騒に弱くて、1〜2日まではいいが、すぐに自然の郊外へ飛び出す。今回も2日間はそうした。
バイクを借りて一人でオアフ島1周。
借りたバイクは、ハーレー(スポーツスター1200・50周年限定モデル)
1日借りて約140ドル(これが20%OFFに)
レンタルバイクはどこの国へ行ってもレンタカーより料金が1.5倍以上で、車より高い。冬の需要がないのと、良いバイクは車並みに値段が高いからだ。
東回りで、はじめ熱帯魚と一緒に泳げる、水の透き通った入り江の「ハナウマベイ」により、次はマウイ島の一番東にある、ハワイへ行ったら皆が一度は必ず行く、シーライフパークまで行った。
その東海岸付近は、砂浜や岩場の入り江が多く、バイクで走りながら眺めた。
青空とコバルトブルーの海に、白い波がほんとにキレイだった。
その景色は、何度かバイクで走ったことのある、北海道の宗谷岬から網走に向かうオホーツク海の海岸線に似ていた。


<一人からタンデムに>
シーライフパークで、ツアーで来ていた一人旅の日本人女性とおしゃべりをした。 そして、「このバイクの後ろに乗せて欲しいわ」と云われ、
いや「乗せてあげようかい」と私がいったのか記憶にないが、結局、一緒に島を回ることになった。
実はハワイでは、バイクはヘルメット着用の義務がない。その代わりサングラスの義務がある。ヘルメット不要と云うのは観光客への配慮だろうか。でもサングラスは、強烈な太陽だから、無しでは走れない。
紫外線が強いから、1日なしでいたら多分目をやられてしまう。


<ハワイアンを歌いながら>
そしてハワイでは、国際免許がなくても、日本の免許証で乗れる。
そんな訳で、二人乗り、タンデムとなった。彼女は日本でフラダンスを習っているそうで、とにかく一度ハワイに来て本物のフラを見たかったそうだ。
バイクはゆっくり安全走行しながら、二人でハワイアンを何曲も歌いながら走った。
私は学生時代フォークソングクラブに所属していて、隣の部室がハワイアンクラブだった。それで、門前の小僧か、スタンダードなハワイアンはほとんど覚えていた。


<ワイキキの夕陽>
タンデムでサーフィンのメッカ、北側の海岸「ノースショア」を巡って、島を一周し、パイナップル畑を抜けて、ホノルルに戻った。
その頃はもう夕暮れ近くで、ワイキキには夕陽を目当てに集まった人達が砂浜を散歩していたが、私達はベンチに座って、その人たちがシルエットになる頃まで夕陽を楽しんで帰った。
残念ながらその人とはそこでお別れ。
「それっきり?そんなはずはないでしょう」と思ったりするだろうか、
それなら、後はご想像にお任せしよう。


<ディナーショー>
夜はデイナーショーやカクテルショー。
今回はその晩にアウトリガーワイキキ・オンザビーチでやってた「ソサイエティofセブン」と云う7人編成のミュージシャンのショーを見た。迫力ある演奏と、歌と、物まねでさすがだな、と思った。


私は初めて云った38年前に見たハワイの人気デイナーショーを思い出した。タイニーバブルスの大ヒットを飛ばした「ドンホーのショー」だ。
彼は今年の4月に、76歳で亡くなったのだが、その直前まで現役でショーを続けていたそうで驚いた。
そんな長寿のショーがほかにもたくさんある。
カハラヒルトンの「ダニーカレキニショー」もドンホーに負けない最高級のショーだった。その当時のカハラヒルトンは、今「ザ カハラ」と名前を変えているが、ワイキキから15分位東の高級別荘地に位置する、超セレブな高級ホテルである。今はそのショーはないが、ダニーはまだ元気に現役だそうだ。

<デナークルーズで夕陽>
ハワイでは、デイナークルーズで夕陽の頃、海からホノルルの街を眺めるのもお約束のイベントだ。予算が少ない私には双胴船のカタマラン・デイナークルーズが60ドルくらいで手ごろ。でも、500人以上乗れる大型クルーザーと違って、時には揺れが強い時があって船酔いに注意だ。
そして、いろんなショーやお遊びや食事の時にはクーポン券は絶対チェックするべき。実際に20%以上の割引もあるから。


<リムジンにひとり>
夜ショーを見に行くのに疲れていたので、フロントにたくしーを頼んだ。すると、私一人なのに、どでかいリムジンがきた。車の中はゆったりした、空間で、ブランデーなんかもずらりと並んでいた。料金は普通のタクシー並みで、いい気分を味わった。5ドル+チップ。ドライバーに笑顔はなかった。

<又ハーレーで西海岸へ>
バイクがあまりにも気持ちが良かったので、帰る前日またハーレーを借りた。そして今度は西海岸を走ったのだが、前回走った、ワイキキや、東や北の海岸と違って、庶民が暮らす地域だった。
バイク屋に、西海岸地域は治安にちょっと注意してね、と忠告を受けたが、そんな悪い雰囲気はなかった。それより、海岸線がきれいで、ほんと至福走行だった。


ヘルメット着用の義務が無かったので、顔も身体もじかに風邪を受け、体中の毛穴から、日頃の疲れやストレスが全て発散されていくように爽快だった。景色も360度の展望で良かったのだが、帰ってみたら顔が真っ赤に日焼けして、今すでに少し剥けかかっている。太陽の日差しはさすように強い。


<DFS:免税店>
そんなハワイライフは久々私の心をリフレッシュしてくれた。
帰りにワイキキの免税店で、買い物しましたが、皆知っていただろうか、
免税になるのは、洋服や貴金属をうっている3階のフフロアーだけで、
1階と2階はしっかり税金が加算されている。店のスタッフに聞くと「皆さんレシートを見ていないのかしら」だって。

<帰国便で>
帰りの飛行機の隣に座った日本女性は、8年まえからハワイのお店で働いている人で、里帰り、と云う。どうですか?と訪ねると、日本人客は「私たちが挨拶してもほとんど知らぬ顔、もっと気軽に楽しめばいいのに」と。そして「5年くらい前から景気が悪い」と云っていた。
日本の景気もだろうが、リピーターが多くなって無駄なお金を使わなくなったのだろう。


実は今回のバカンスには家内も同伴の予定だった。しかし出発の2日前、いつも元気な私の母の体調が崩れ、家内が「心配だから私は残る」と言い出した。キャンセル料金は高かったがしかたがない。ホテルはツインをそのままで私ひとりで出発した。帰ると87才の母は元気に毎日歩いてデイサービスに通っていた。
パソコンを持参していた。丸1日はそれで仕事だった。便利、というか、やっかいと云うか、もうどこに行くにも不可欠なものしなってしまっている。
そんな私のちょっとハワイの1週間だった。

おわり



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